ミシガン、オハイオ州内の桜見所ガイド

 2012年は、日本からワシントンのポトマック河畔に桜が寄贈・植樹されてから100周年となります。これまで、全米各地においても日米友好親善の証として、桜の植樹が数多く行われてきました。在デトロイト日本国総領事館が管轄しているミシガン州、オハイオ州にも桜の名所があります。誰でも楽しめる桜の名所をご紹介します。

両州内の桜の見所を紹介します。

1. デトロイト市と豊田市の友好の桜(ベル・アイル島)
デトロイト川に浮かぶベル・アイル島。同島はデトロイト市民にとって、夏の間ピクニックや水遊びができる行楽地として有名ですが、ここには豊田市とデトロイト日本商工会がデトロイト市と豊田市の姉妹都市30周年を記念して1994年に寄贈した100本の桜の木が植樹されています。デトロイトのジェファーソン通りから橋を渡って同島に入り、島の南側のスコット噴水近くに行くと、立ち並ぶ桜の木(写真)、記念プレートを見ることができます。

2.ノースイーストオハイオ日本人会こだわりのソメイヨシノ(クリーブランド市)
クリーブランド・メトロパークでは、ノースイースト・オハイオ日本人会(JANO)が、1996年から毎年欠かさず植樹してきた137本(2010年12月現在)の壮大な桜並木を見ることができます。JANOのこだわりは、ソメイヨシノだけを植樹していること。地域社会への貢献と交流を目的に始め、毎年、開花の時期には、会場で会員による桜ピクニックを開催しているそうです。当面は植樹150本を達成したいとJANOの皆さんは意気込んでいます。

 

3.日本人卒業生寄贈の桜(ボーリンググリーン州立大学)
オハイオ州のボーリンググリーン州立大学のキャンパスには、日本人卒業生や地元企業によって寄贈された約70本の桜の木があり、毎年4月には、同大学の川野ジョーンズ朗子アジア研究プログラムディレクターらによって、「花見の会」が開催されています。2011年は桜が植樹されてからちょうど10周年にあたります。川野ディレクターによれば、2001年の植樹式典の際には、東京からワシントンに約100年前に送られた桜の接木3本も寄贈され、今も健在だそうです。

4.市への感謝のしるし(シンシナティ・アルト公園)  

シンシナティの東にあるアルト公園。ここには150本以上のソメイヨシノが植えられています。シンシナティ日米協会とシンシナティ公園管理局が協力し、桜植樹計画を策定。当初は100本のソメイヨシノ植樹を目標としたそうですが、 関係者の努力の結果、150本以上の桜を植えることができたそうです。 この植樹は、過去20年間にわたって、シンシナティ日米協会の活動に対し、協力・支援をしてきたシンシナティ市に対して感謝の意を表するために計画されました。桜の中には、日本にすでに帰国した元駐在員が、自分たちの日米協会での経験・実績を形に残したいとして個人的に寄贈したものも含まれています。園内入り口の丘の上には、今から20年程前に植樹されたシンシナティの姉妹都市である岐阜市からの枝垂桜が春になると見事な花を咲かせます。そして今では、桜が見られる公園として人々に親しまれるようになりました。

以下のシンシナティ日米協会ホームページでも桜の木の様子を見ることができます。
http://www.jasgc.org/sakura

 

5.オハイオ大学(アテネ、オハイオ州)
オハイオ大学のウェブサイト(http://www.ohio.edu/outlook/287f-034.cfm)によれば、同大学と提携関係にある中部大学(春日井市)は、175周年を迎えたオハイオ大学に1979年、175本の吉野桜を寄贈しました。オハイオ大学の2004年の200年祭で、痛んだ桜を中部大学が植え替えた結果、いまでは200本の桜があるそうです。同大学の桜は学校の名物の1つとなっており、周辺住民にも楽しまれているとのことです。

皆様のまわりで、桜の名所や桜にちなんだエピソードがございましたら、当館広報文化班まで、ぜひご提供ください。