生活・安全情報
平成30年6月2日
米国空港におけるセキュリティ強化策の実施
米国においては、2001年9月11日の同時多発テロ以降、空港において非常に厳しいセキュリティ・チェックが行われてきましたが、2002年末に改訂された連邦運輸保安局(TSA)のガイドラインに基づき、現在、米国内の空港において国際線・国内線を問わず、更に強化されたセキュリティ対策が実施されています。デトロイト・メトロポリタン国際空港もこの強化策の対象となっていますので、空港を利用される際には以下の点に注意して下さい。
1. チェックイン荷物を預ける際の注意事項
- チェックイン荷物は、乗客が立ち会いできない場所で開披検査が行われることがあり、その際、TSA対応式でない鍵で施錠されていれば、鍵を壊して開披されることもありますので、鍵はかけずにチェックインすること。
- 飲食物はチェックイン荷物には入れないようにすること。
- 荷物を詰めすぎないようにすること。
- 書籍やその他の文書は重ね合わせず、鞄の中に広く並べること。
2. セキュリティーチェックポイントを通る際の注意事項
- 機内に持ち込むすべての携帯品をX線に通すこと。
- 冬のコート類は脱ぐこと。
- 革靴とハイヒールの場合、大抵脱ぐように指示があるので、すみやかに対応すること。
- 鍵、大きな金属製バックルのついたベルト、大きな宝石類は身体からはずすこと。
- 携帯電話、ラップトップコンピューター等の電化製品は、ケースから取り出すこと。
3. 当地で国際線から国内線へ乗り継ぎされる際
通関を済ませた後、TSAによる荷物検査がありますので、チェックイン荷物に鍵をかけている場合には、その場で鍵を開ける必要があります。係員の指示に従い、荷物を乗り継ぎ用の検査場へ運び、荷物はそこで手放すことになります。その後、乗り継ぎ客用のセキュリティーチェックポイントを通り(ここでも上記2.の注意事項が適用されます)、ターミナル内へ向かうことになります。 詳しくは、連邦運輸保安局のホームページ をご参照願います。