生活・安全情報
平成30年6月2日
飛行機への持ち込み禁止品について
最近、飛行機の中へ持ち込み禁止である物品を誤って持ち込み、空港警備官に拘束され、場合によっては裁判にかけられる事例が目立っています。
同時多発テロ事件以降、空港警備は厳しくなっておりますが、飛行機への持ち込み禁止物品について現行規則を調査したところ次のとおりですのでお知らせします。
- 「チェックイン荷物」(checked baggage)及び「機内手荷物」(carry-on baggage)の中に入れて持ち込むことが禁止されている物品があります。これら物品については長いリストがあります。たとえば「先のとがった金属製のハサミ」についてはチェックイン荷物としては持ち込めますが、機内手荷物としては持ち込めません。また、「スクリュードライバー」などの工具類についても、チェックイン荷物としては持ち込めますが、機内手荷物としては持ち込めません。
- たとえ意図的でなかったとしても、これらの持ち込み禁止物品を持ち込み、それが警備官に発見された場合には通常は廃棄処分するだけで済みますが、場合によっては「違法行為」とみなされ、その結果、刑事あるいは民事裁判にかけられる可能性があります。
- 従って、最悪の場合を想定し、出張や旅行などで荷造りされる際、持ち込み禁止物品は絶対に飛行機の中へ持ち込まないよう注意することが必要です。ついては、下記の要領で持ち込み禁止物品リストをダウンロードし、確認されるようお奨めします。なお右リストは随時改定される由ですので、再確認することが必要です。
- まずTSAホームページ
にアクセスする。
- For Travelersを選択する。
- 荷物全般についてはPermitted and Prohibited Items
を確認してください。
- 液体に関する注意は3-1-1 for Carry-ons
を確認してください。