特殊詐欺への注意喚起
令和7年11月5日
特殊詐欺への注意喚起
1 最近の電話詐欺の手口
当館に寄せられた、最近の電話詐欺の手口は以下のとおりです。
○ 当地警察署からの電話
警察官を名乗る人物から電話がある(電話をかけてきた時点で、犯人はある程度の個人情報(名前や住所など)をすでに知っている)。
○ 犯人側の発言例:
「あなたが犯罪に巻き込まれている(又は加担した)。」
「ついては、あなたのクレジットカード、旅券やソーシャルセキュリティカードの情報を提供して欲しい。」
「保釈金として(又は、捜査を打ち切るため)、支払いが必要だ。」
2 被害に遭わないための対応・予防策
当地の警察が電話で個人情報の提供を依頼してきても決して応じてはいけません。
身に覚えのない内容の電話を受けた場合は、詐欺の可能性が極めて高いと考え、冷静に対応してください。
(1)知らない番号からの電話には出ない。(電話番号をインターネットで検索すると、スパムだとの書き込みがある場合もあります。)
(2)不審な電話を受けた場合は、相手にせず、すぐに電話を切る。
(3)何度も電話がかかってくるようであれば、「こちらから警察に折り返す」と言って電話を切る。
(4)犯人が名乗った先(警察署等)に直接電話をかけて、事実関係を確認する。(電話は着信履歴にかけ直すのではなく、公式な情報から電話番号を確認する。)なお、着信画面に表示される電話番号が正しい番号であっても、表示番号が偽装(スプーフィング)されているケースもあるので安易に信用しない。
(5)相手から要求されても、個人情報(クレジットカード番号、銀行口座番号やソーシャル・セキュリティ番号等)を絶対に提供しない。
(6)SNSなどインターネット上に自身の個人情報を掲載しない。
(7)秘匿性のあるアプリのインストールや連絡手段を求めても応じない。
不審な電話を受けた場合や、万が一、金銭や個人情報を提供してしまった場合には、直ちに最寄りの警察署の代表電話をホームページで確認していただき(911ではなく非緊急回線に)通報・相談の上、当館にも御連絡ください(御不明点があれば当館に御相談ください)。
【参考】
○特殊詐欺についての注意喚起(被害に遭わないために)(外務省広域情報) https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2024C049.html
○警察庁 特殊詐欺対策ページ
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/index.html
【在デトロイト日本国総領事館】
住所:400 Renaissance Center, Ste. 1600 Detroit, MI 48243-1604
電話:(313) 567-0120(内線215)